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はじめに3つのファドがあった。 [ファド FADO]

前回のブログでご紹介した、「はじめの3つのファド」

についてご紹介したいと思います。

「ファド・コリードFado Corrido」、「ファド・メノールFado Menor」、そして

「ファド・モウラリーアFado Mouraria」の3曲が、近代ファドの

原点と言われています。

前回、お話したように「ファド・カスティーソ」には曲しかなく、歌い手(ファディスタ)は

それぞれが歌詞を用意して歌うとされていますが、この3つのファドには、

その「メロディ」さえありません。

単純なコード進行の繰り返しと、ポルトガルギターの伴奏パターンだけが決まって

います。

だから、ファディスタは、詩のみならず、メロディまで自身で用意する必要があります。

さらに、何度も同じコード進行の中で、同じメロディを繰り返さず、

さらに、次に歌ったときはまた違うメロディでなければなりません。

歌による超ド級・究極の「即興音楽」がこの3曲です。

耳コピができる、楽譜が読める、程度のファディスタにはとてもハードルが

高いとされています。

ではこの3つのファドをお聴きください。

「ファド・コリード Fado Corrido」 by アマリア・ロドリゲス

「ファド・メノールFado Menor」 byアントニオ・ロシャ

「ファド・モウラリーアFado Mouraria」 by Susana Cardoso

アマリア・ロドリゲスの「Fado Corrido」、若いころの音源で、

その美しく透明な声と、自由な歌さばきに魅了されます。

Maria Teresa de Noronhaの「Fado Corrido」と比べて聴いてみても

楽しいです。

これら3曲は、今でも地元のCasa do Fadoで、いろいろな歌詞で

歌われています。ともすると、退屈なメロディの繰り返しになって、

夜が深くなるころには、客がイスから転げ落ちる危険もあります(笑)。

さて、これら3曲を含んだ「ファド・カスティーソ」をメドレーで

ぐいぐい聞かせる映像があります。

映画「ファド」のラストシーン、「Casa de Fados」の場面です。

作り物っぽいセット、小芝居っぽい観客の表情など、

映画を見たときは、なんだかなー、と思ったのですが、

やはり現役の実力派ファディスタたちのパフォーマンスに

圧倒されてしまった記憶があります。

映画のDVD、Amazonで探したのですが、見つかりませんでした。

でも、↑ の映像だけで十分(?)かも。


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私の好きなファディスタ #1 ~マリア・デレーザ・デ・ノローニャ~ [ファド FADO]

しばらくシリーズで、私の好きなファディスタ(ポルトガルの大衆歌謡

ファドを歌う歌手)をご紹介していきたいと思ってます。

第1回は、Maria Teresa de Noronhaさん。女性、故人です。

とりあえずは、その美しい歌声をお楽しみください。

あまり日本でなじみがないのは、アマリア・ロドリゲスのように頻繁に

海外ツアーに出かけることはなく、映画にも出ておらず、

、特に「ファド・カスティーソ」(後述)と呼ばれる

古典ファドを中心に歌い続けたからです。逆に、そのせいでポルトガルでは

根強い人気をもっていた方です。

もともと貴族の出の人ですが、結婚して伯爵夫人となりました。

その歌声は、気品と美しさに満ち溢れ、同業者や伴奏者の尊敬や憧憬をも得ています。

ポルトガルのラジオ放送開始とともに、ファドの番組を持ち、それを

23年間続けたそうです。

ちなみに、「徹子の部屋」は35年です。これもすごすぎる。

「ファド・カスティーソ」というのは、日本では「古典ファド」「伝統的なファド」

と訳されるのでしょうか。でも、それは形式のことを言うのであって、

ナツメロではありません。現在も、その「形式」に従って新しいファド・カスティーソは

生まれています。Maria Teresa de Noronhaさん、そのご主人の伯爵(アマチュアの

ポルトガルギタリスト)も、多くのカスティーソを作りました。

ファド・カスティーソは、200曲も300曲もあるといわれています。すべて「曲のみ」です。

歌詞はついていません。すべての曲は、ポルトガルの定型詩(4行詩や5行詩など)に

合うように作られるので、歌い手(ファディスタ)は、好きな詩を詩集から持ってきたり、

自分で作ってあわせたりします。

また、カスティーソには、Aメロ・Bメロ・サビといった構成がありません。

例えば5番ある定型詩をはめて歌うとします。5回サビのない同じメロディを

歌うわけです。下手すると、退屈きわまりなくなります。

全部同じメロディに聞こえないように、曲全体にメリハリをつけるには、

その歌手の技量、「歌さばき」が必要になります。

また、明日その曲を歌うときは、違う歌になっていなければならない、つまり

究極の即興音楽なんですね。

もちろん、ファドには、Aメロ・Bメロ・サビを持つ曲もあり、これらは「ファド・ムジカード」とか

「ファド・カンサオン」と呼ばれます。でも個人的には、欧米のロック・ポップス等一巡した後

に出会ったこのファド・カスティーソの方が、とても新鮮に感じられたものです。

さて、Maria Teresa da Noronhaの映像をもう一つ。

「最初に3つのファドがあった。」

その一つである、「Fado Corrido」を歌われています。

「最初にあった3つのファド」については、また次の機会に書こうかと思います。

日本で手に入る、NoronhaさんのCDは少ないですね。


現地に行かれる方は、FNACなどで探してみてください。

中古レコード屋さんもあるので、円盤を探してみるのも楽しいかも。

思い出のファド

思い出のファド



O Melhor De

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Valentim De Car
  • 発売日: 2010/04/08
  • メディア: CD



Biografias Do Fado

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI France
  • メディア: CD


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ポルトガルvsスイス、さてその結果。 [猫ポルコラム]

はいはい、スイス完勝でございます。

フェデラー様、シングルス・ダブルスで2勝。

Wawrinkaくん、シングルスで2勝。

聞いたことのない選手にも勝てず、ポルトガル0勝5敗ですと。

http://www.daviscup.com/en/results/tie/details.aspx?tieId=100016218

最後の、聞いたことのない選手にくらいは勝って来年につなげようよ。

これで、ポルトガルは来年も再び下位のGroupⅠヨーロッパ・アフリカゾーン

を戦います。若い選手が出てきてほしいですね。

GilもMachadoも、20代後半。

あ、でもMachadoは、フェデラーからファーストセットを奪ったのですね。

いい思い出になったでしょう。。。

その、聞いたことのないスイスの選手に負けたJoao Sousa選手は、1989年生まれ

なのでまだ若い。

joao sousa.jpg

 「テニスの王子様」っぽいですね。ちょっと線は細いが。今後の成長に注目しましょう。

 


で、Kiahuna_moonが応援に行った「日本vsウズベキスタン」は。。。

4-1で、日本の勝利!

World Group目指してプレーオフを戦います。その相手は、

インド!!

きついなぁ。インド、デ杯にはなぜか強いんだもんなー。

ポルトガル完敗のお口直しに、錦織君のパフォーマンスを

たっぷり撮って来たのでご覧ください。

望遠レンズとシャッタースピード優先モード、といった

普段なれないセッティングで望んだ割には、まあまあかな。

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とにかく蒸し暑かった、ブルボンビーンドーム。
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さて、今週の土日(16日・17日)には、同じ場所で、女子のフェドカップがあります。

相手はアルゼンチン。つっきー先生は「ハンチュコバ並み」の美人選手が出れば

行きたい、みたいな様子ですが、かのガブリエラ・サバチーニを輩出した国ですが

このところ実力・容姿ともにぱっとしません。

 

いやいや、スポーツは顔でするもんじゃあありません。

観戦に行かれる方、団扇や「白熊のきもち」などをご持参の上お出かけください。

熱中症には気をつけて!

 
 
 
 
 

 


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熱海とカスカイス [ファド FADO]

ポルトガルの海水浴 その3」でもご紹介したカスカイス。

日本の熱海市と姉妹都市になっています。

昨年、日葡修好150周年ということで、熱海市で

ファドのコンサートが開かれました。

また、熱海にはジャカランダが美しく花を咲かせるそうなので

一度はその季節に訪れてみたいと思っています。

開花情報はこちら。ああ、もう散り際なのですね。

これは↓Evoraのジャカランダです。

IMGP0250100622.jpg

去年、コンサートが行われた熱海の「起雲閣」で、今週から

ポルトガル関連の展示会が開かれています。

http://www.city.atami.shizuoka.jp/2nd/kiunkaku/sub03/index.html

「ポルトガルポスター展」

去年の夏、私がカスカイスで撮って、コンサートでも使われた写真も展示されるような

ことをちらっと聞いたのですが、どうでしょう。されてるといいな。

青い空が広がる熱海の風景はとても美しかったのを覚えています。

カスカイスの青い空と通じるものがあります。

関東甲信越方面(かな?)の方、ぜひお出かけくださいな。

 


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ポルトガルの雄叫び娘 [猫ポルコラム]

前回は、男子のデビス・カップの話題だったのですが、

今回は、女子の「フェド・カップ」。テニスの国別対抗戦です。

男子のデビスカップの様に上位にWorld Groupがあるのですが、

女子の場合、2つあります。で、その下が各地域のゾーンがあるのですが、

それも、Group I、Ⅱ、Ⅲとあります。まあ、天国と地獄の距離は果てしなく。。。

で、ポルトガルチームは、今年GroupⅡの中でトップになったので、

来年、GroupⅠをかけてプレーオフを戦う予定。

詳しくは、こちらのサイトで。 

で、どんなメンバーがいるの?なのですが、

ポルトガルは、女子の方もあまり有名なプレイヤーはいません。

と、言いたいところなんですが、実は密かにファンを集めているのでは、

という選手がいます。

ポルトガルのテニス選手」でもご紹介した、Michelle Larcher de Brito選手。

35898-150528_Portugal_Estoril_Tennis_Open_XAF1044804b9031f2f.jpg

けっこうかわいい。

でも、マニアックな人気を集めている(?)のはその容姿ではなく

「雄叫び」! まずはじっくりお聞きください。

http://www.youtube.com/watch?v=1kxaLo1riGo

ある新聞にはこんな記事も出たぐらいです。

Michelle Larcher De Brito needs to turn down the volume

現在、18歳で、WTAのランキングは178位。グランドスラム大会に

ストレートインできる位置ではないので、なかなかテレビにも映らない。

でも、今年のGroupⅡの試合では、全勝しているのですね。

もう一人の注目メンバーは、Maria Joao KOEHLER、19歳。

ng1140717.jpg

ランキングは248位。

GroupⅡのStatsを見ていると、メンバーは他にもいるんですが、

この2人だけで、シングルスとダブルス両方戦ってる。

例えば、日本チーム(現在アジア・オセアニアゾーンGroupⅠ)だったら、

ダブルス専門に選手がいる。

つまりは、層が薄いのですね。

以前にも書いたのですが、お隣の国スペインとは雲泥の差です。

一人でも、スターが出てくると状況は変わるのかもしれないですけどね。

ナダルみたいな。

あ、Wimbledon、ナダル負けたのでちょっとへこんでいます。


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